災害時、あわてないための3つのポイント
~「大地の風」より~
未曾有の大震災である東北地方太平洋沖地震から一年が経とうとしています。
避けたくても避けられない自然災害。
いざという時のために、日頃から災害被害を少しでも減らす備えはしておきたいものですね。
①避難場所の確認
各自治体では、災害により各地域で予測される震度や津波の高さ、
避難時の避難場所や避難経路などの情報をわかりやすいように地図上に示した
「防災マップ」や「ハザードマップ」等の資料を作成しているところがあります。
いざという時すぐに取り出しやすい場所に保管し、
避難経路や集合場所などを家族で話し合っておきましょう。
②備蓄のポイント
すでに水や、食料を備蓄してある方も多いと思いますが、
一年に一度は見直し、古いものは交換しましょう。
特別なものを用意するのではなくて、できるだけ、
普段の生活に組み込んで平時に無意識におけるものまで賄いましょう。
「非常持ち出し袋」も点検が必要です。
電池やマッチなどは古いと使い物にならない場合があります。
確認して交換、補充しましょう。
普段使っていて大事なもの(常備薬・入れ歯・補聴器など)はチェックリストと作り、
緊急時に持ち忘れのないようにしましょう。
③災害時の連絡方法
災害時は家族が一緒にいるとは限りません。
被災地域に電話が殺到すると回線がつながりにくくなります。
安否確認には「171災害用伝言ダイヤル」などのサービスを利用しましょう。
離れたところにいる親戚や知人を経由して連絡を取り合うなど普段から話しておくこともいいですね。
171災害用伝言ダイヤルの利用方法
●メッセージを残す
①171をダイヤル
②「1」(録音)を選ぶ
③自分(被災地)の電話番号をダイヤル
④メッセージの録音
●メッセージを聞く
①171をダイヤル
②「2」(再生)を選ぶ
③被災地の方の電話番号をダイヤル
④メッセージの再生